CMSとは、ウェブサイトの制作で使用するHTMLやCSSなどの知識が無い方でも、文字や画像(コンテンツ)などを使ってウェブサイトを構築する(マネジメント)ことができるシステムです。
ブログを書く感覚でウェブサイトを更新していくイメージです。

CMSで構築されたウェブサイトは統一されたデザインとなるので、企業ウェブサイトなどでは全てのページが統一され、ユーザーの利便性も高くなります。

ウェブサイトの更新頻度もSEOに関係してきますが、CMSだと自社で更新できるので(サイトの更新を業者に頼む必要がないので)サイト維持費が安く上がります。
また、頑張れば毎日サイトを更新することができるので、それがSEOに反映され努力が形に現れやすいというメリットもあります。

 

デメリット

ウェブサイトを制作する知識が無くても、とは言いますがシステムの操作は覚えなくてはいけません。
しかし、それはエクセルやワードの使い方を最初に覚えるのと何ら変わりません。

また、既存のウェブサイトをCMSに移行するのは、ゼロからCMSでウェブサイトを構築する以上に初期費用が必要になります。
自社のウェブサイトをリニューアルするタイミングでCMSを導入するのがいいでしょう。

何を選べばいいか

CMSとは、ある特定のソフトウェアを指すのではありません。
CMSとされるシステムは世界中で数多くリリースされています。
大企業向けや社内だけで使うもの、無料のものから有料のものまで実に様々なCMSが存在します。
そのため企業規模や目的に合わせたCMSを選択することが大切です。

弊社では、ウェブサイトへのWordPress利用を勧めています。
理由は、
WordPressのシェアがウェブサイト全体の30%、CMSに限れば60%以上であること。
これは多くのサイトがWordPressを利用していて、そのため不具合の修正などがこまめに行われるなど、利点が多いからです。
またライセンスが無料なので導入しやすいことも挙げられます。
そしてSEOに非常に強いという面があります。
企業ウェブサイトにとって、検索結果で表示順位を上げることは必須です。
その点、WordPressはSEOにも強いので、効果が現れやすい点があります。